廣田神社の一番祈祷と初詣
平成27年1月1日午前2時
大晦日の福火は、お祓いをした火で、この火にあたると一年間無病息災と言われております。
厳かな炎は温かく、体の芯から温もる感じがします。燃え上がる火の粉は、蛍のようにも見え、幻想的です。
拝殿前では午前零時前から人垣ができ、午前零時になるとともに新年の参拝が始まりました。
同時に拝殿内でも一番祈祷が斎行されました。
一番祈祷は、年の初め一番にお参りいただき福を授かって頂くもので、宮司が行います。
一番祈祷の後、宮司より、
「昨年は、災害の多い一年でした。今年は未年。未のようにおだやかな一年であって欲しいと願っておりますし、そうなると思います。」
との挨拶がありました。
賑やかな話し声、賽銭の音、伝統的な提灯の明かり、振る舞われるお屠蘇、夜店…
宮司以下祭員は、年末から初詣に向けて、淨明正直な厳粛な心で、神様と参拝者の皆様の仲立ちを務めることができるよう準備を致して参りました。是非初詣にお越し頂きまして、新しい年の福を授かって頂き佳き年をお過ごしください。
未年が、おだやかな一年となりますよう念願しております。
尚、今日はこのあとも午前5時より歳旦祭、午後2時より琉球國祭り太鼓と行事が続きます。新春3が日の初詣の行事は盛り沢山です。参拝には公共交通機関のご利用をお願い致します。